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山輝会の取り組み

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外国人技能実習生の受け入れ

山輝会では2020年から「外国人技能実習制度」を活用した技能実習生を受入れており、現在はベトナムから4名の実習生が来日して特別養護老人ホームで勉強中です。
“介護”は対人援助の仕事であり、日本語能力はもちろん、日本の文化や習慣の理解も求められ、実習生にとっては難しい分野です。特に関西弁の難易度は高かったようで最初は苦戦していましたが、今では私たちが驚くぐらいに関西弁が喋れます(笑)。

そして、嬉しいことに利用者の皆様も異国の地で頑張る彼女たちを温かく迎え入れてくださいました。一緒に笑い、時に励まし、同じ時を過ごしている姿を見ると、文化は違っても「心」が通じているんだなぁと感じます。
実習生を受け入れるまでは海外の方と一緒に働くことの不安も大きかったですが、彼女たちから刺激をもらうことも多く、仲間として互いを思いやり、理解し支え合い、学び合う姿勢が職場全体のコミュニケーション活性化にもつながりました。

実習生は山輝会で日本の“介護”を学び母国へ持ち帰ります。
山輝会の“介護”が海を越え、支援を必要としている高齢者に届くという世界レベルの社会貢献に大きな魅力と責任を感じながら実習生の育成に力を注いでいきます。

実習生の声

ヴ・ティ・タイン・ホア
(23歳)

Q.日本に来て驚いたことは?

日本に来てから2年半が経ちました。私が日本に来て驚いたことはたくさんありますが、一番驚いたことは日本人が丁寧でよく挨拶することです。毎日「おはようございます」や「ありがとうございます」の言葉をよく聞きます。
その様な習慣を身に付けていることに驚き心から感心しました。

Q.山輝会で実習してみてどうですか?

日本に来る前は自分がどんな施設で勉強するのか、施設の職員さんがどんな方かとても心配でした。初めて山輝会に来た時の第一印象は、大きくて質の高い近代的な施設だと感じました。
職員の方はとてもフレンドリーで私のことを外国人だからと差別するのではなく、いつも私に日本語や介護の方法を教えてくださいます。皆さんは丁寧に仕事をされ、利用者を尊重し、優しくお世話している姿が素晴らしく、私もやりがいを感じています。
3年間で一旦、実習は終わりますが、その後も山輝会で働き続け、自分を成長させていきたいと思っています。

Q.日本とベトナム、仕事に対する考え方に違いはありますか?

違いはたくさんありますが、例えば、日本人は時間について非常に厳しいです。仕事だけでなく日常生活のあらゆる場面で常に5~10分は早く到着することは当たり前の文化として考えられています。しかし、ベトナムでは5~10分の遅れは普通の事だと考えて時間のずれが習慣や生き方になっています。
他にも、日本人は計画を立て計画に従って仕事をします。ベトナム人は対照的に明確な計画が無いまま仕事をすることがあります。計画がある場合でも計画通りに従わない事もありますが、突然の変化に対応し問題を解決することが得意だったりします。
他の国の文化や習慣を学べることはとても素晴らしいと感じています。

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